【バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)】をざっくり紹介!
こんにちは!ハルヤです!
今回は、映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」を紹介したいと思います。
この映画は、マイケル・キートン主演の過去の栄光に取りつかれた男の物語です。
僕的に多少鬱映画だと思ったのですが、この映画で色んなことを感じることが出来たのでそれは最後に書きたいと思います。
レビューの順序はこんな感じ
- この映画の概要
- ざっくり映画紹介!
- この映画を見て思ったこと
1.この映画の概要
【バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)】
予告編⤵︎ ︎
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公開日 2014年 10月 17日
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製作国 アメリカ
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制作費 1800万ドル
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監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
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出演 マイケル・キートン、エマ・ストーン、エドワード・ノートン他
2.ざっくり映画紹介!
かつて一世を風靡した「バードマン」という映画で主演を果たしたリーガントムソンは、過去の栄光とは裏腹に現在は俳優としてのどん底にいた。
彼はブロードウェイで再起を図り、自らが主演であり演出を手がけた「愛について語る時に我々の語ること」という舞台を設け、再び俳優として有名になろうとした。
が、その舞台がもうすぐというなかで、主演俳優が大怪我をして降板したり、その代役として入った俳優がリーガンの一人娘とイチャついたり…
周りで起きる不都合な現実により、どんどん精神的に追い込まれていくリーガン。
果たしてリーガンはあの時のように、また俳優として復活できるのだろうか…。
3.この映画を見て思ったこと
はっきり言って、この映画すごく難しい映画だと思います。
現実と妄想が入り交じる映画となっており、映画「パーフェクトブルー」を見るともう少し面白く思えるんじゃないかな…と思いました笑
というか、若干今敏監督と似たような何かを感じましたね笑
そしてこの映画、先程も言った通り多少の鬱展開があります。
まぁそれも含めてまずは映画を見てみてください!
何かしら感じることが出来ると思いますよ!
(⚠️ここから多少のネタバレが含まれます!ご注意下さい!!)
これは過去の栄光に取り憑かれた役者の物語であり、未だに自分がすごい役者で人気で有名だと思っていました。
でも、ホントに有名なのは彼ではなく「バードマン」だったのです!
彼は、今人気の俳優に挑発されながら必死に自分の全てを賭けた劇場を成功させようともがいていました…
しかし切磋琢磨していく中で、彼は無意識に気づいていったです。本物の彼は背後で囁いているバードマンそのものだということに!
彼は不倫をしてしまった結果離婚し、娘もクソみたいな演技をした役者の代役として入れた俳優とキスしていたなど不幸に恵まれた。
やがて気づくと彼は、無意識のうちに舞台で演じるはずの役と全く同じ境遇にあったのです。
サブタイトルの無知がもたらす予期せぬ奇跡
とは「よく出来てたけど、何も分かってないからたまたま出来ただけじゃん?」
というわけなのですね!
いやぁ、よくできてますね笑笑
まぁ要は、主人公は結局過去の栄光に囚われ、バードマンと現実の区別が出来なくなり徐々に妄想と現実が区別できなくなっていき、最後は自分の中にあるバードマンと自分がひとつになり、まるで自分がバードマンになったと思いこみ飛び立ったということなのでしょう。
現実とは辛いもので、何もかも上手くいくわけじゃない。
過去の栄光に囚われるのも当然と言えるでしょう。
またあの時みたいにヒットするんじゃないか、きっと僕はまだ人気者で世の中に存在しているんじゃないか、そう思ってしまうのも仕方がないことです。
妄想と現実が行き交う中で僕らは生きています。
妄想が現実を引き起こすこともあれば、現実が妄想を引き起こすこともあるのも事実。そしてその妄想に現実が飲み込まれてしまうことがあるのもまた事実。
でも、まだやれると信じ込み必死にもがくこともできるのです。
それは妄想ではなく紛れもない現実であるのだから…
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